アップサイクルなぽち袋に新柄登場!|グラシンペーパーカレンダーから生まれ変わりました

アップサイクルなリプラグのグラシンペーパーぽち袋数字

 

グラシンペーパーぽち袋に、新しい柄が登場しました!

今までの色鮮やかなデザインとは対照的な、

「数字」と「無地」だけのミニマルなデザインです。

この「数字」と「無地」が生まれたのは、

リプラグスタッフたちの

「大好きな紙を最後まで大事に使いたい」という思いから。

アップサイクルという再生の方法で、

捨てるはずの素材から新しいプロダクトを生み出しているのです。

アップサイクルなリプラグのグラシンペーパーぽち袋無地

 

「数字」はカレンダーの暦?!

グラシンペーパーぽち袋「数字」と「無地」は、

使えなくなってしまったカレンダーの紙を利用して、

ぽち袋に生まれ変わらせたもの。

もともと、販売していたグラシンペーパーカレンダーの、

4色印刷のフルカラーでデザインされた絵柄のページを

ぽち袋に作り直して販売していました。

これまでは、数字と無地の部分はあまり絵柄としては華やかではないため、

利用しないままでいたのです。

 

でも、ふと暦のページを見てみると、

数字だけが並ぶページもかっこよく素敵なデザインです。

さらに、ぽち袋にするとなんだかとてもかわいい!と

スタッフの間でも好評でした。

また、グラシンペーパー本来の白くて優しい風合いをそのまま生かした

「無地」も作ろう!ということに。

こうして、「数字」と「無地」の販売に至りました。

アップサイクルなリプラグのグラシンペーパーぽち袋無地

 

デッドストックという問題

リプラグでシリーズ化していた、

グラシンペーパーカレンダーのデッドストックなど、

すでに月日が過ぎてしまったカレンダーの紙をどうするか?

という問題は、毎年カレンダーを作成するリプラグが

ずっと抱えていたことでした。

カレンダーは製造に時間がかかるため、

お客様が購入する年末に向けて、

ある程度の在庫を前もって準備しておかなくてはなりません。

しかし、その年が過ぎてしまったら、

もう販売はできなくなってしまいます。

年が過ぎて売れなくなってしまったカレンダーは

廃棄せざるを得ませんでした。

 

アップサイクルなリプラグのグラシンペーパーぽち袋

グラシンペーパーの魅力

半透明なグラシンペーパーで、なぜぽち袋を作ろうと思ったのか?

それは、単純にとても美しく仕上がったということもありますが、

「ぽち袋」を使うシーンがもっとカジュアルであってもいいし、

「ぽち袋」を小さな万能袋としてもっと日常で使ってみたい、

という思いがありました。

透けているからこそ、

ちょっとした場面で気遣いさせずお金を入れて渡すことができたり、

小さなお菓子やアクセサリー、サプリメントを入れる小袋として活躍したり、

「ぽち袋」を使うシーンがぐっと広がります。

 

グラシンペーパーは、

独特の手触りや風合いがあるため紙自体にファンがたくさんいます。

古本のカバーや紙風船などにも使われているので、

どこか昔懐かしい感覚を思い起こさせてくれるところも魅力です。

優しく柔らかな空気を纏うような質感は、

触った時のカサカサという優しい音が心地よく、

なんだか気持ちが落ち着きます。

 

こんな素敵な紙を使用したカレンダーだから、

売れない時期になったからと捨てるのはもったいない…

そんな思いから、カレンダーの紙を二次利用することを考えました。

 

アップサイクルなリプラグのグラシンペーパーぽち袋無地

アップサイクルという方法

リプラグ(Re+g)のReには再生の意味が込められています。

それは、古くからあったものに新しいデザインを吹き込むことや、

新しい使い方を提案することも含んでいます。

そして、同時にリプラグの商品自体を二次利用することも含みます。

売れなかったからと言って捨てるのはもったいない、

リプラグは新しい商品を生み出すブランドでもあるからこそ、

サステナブルやSDGsの取り組みにも貢献したいと思います。

アップサイクルという言葉は、リサイクルほど馴染みがないかもしれません。

一般的に、リサイクルは原料に戻してから再生をさせることを意味します。

一方、アップサイクルは原料に戻すことなく、

素材をそのまま生かしながら別の商品に生まれ変わらせるため、

再生させるためのエネルギーが少なく済むのです。

 

また、他の商品で使った素材をそのまま使うことで、

思いがけず斬新なデザインが生まれることもあります。

カレンダーの「暦」のデザインがあえて残ったままのぽち袋は、

紙を大事に使いたいという思いをストレートに伝えてくれます。

 

大事に使い続けること。

これからも、この思いを持ち続けながら、

リプラグから新しい商品を生み出していければと思います。