大河ドラマ「光る君へ」にも月が登場|平安の世から続く、月の満ち欠けとともにある暮らし

月の満ち欠けカレンダーミチルkira

2024年の大河ドラマ「光る君」を観ていますか?

大河ドラマには珍しい平安時代のお話ですが、

紫式部が主人公ということで、

一体どんなドラマになるのかワクワクしながら観ています。

 

「光る君」を観ていて気がつくのは、

「月」が頻繁に登場することです。

第一回のタイトルが「約束の月」。

また、主人公の紫式部(ドラマでは、まひろ)は、

度々月を見上げています。

 

平安時代にも、月が人々の生活に欠かせないものであること。

平安時代だからこそ、

今よりももっと月が重要であったことが感じられます。

「光る君へ」では、紫式部と藤原道長の関わりが中心に描かれますが、

その道長が詠んだ有名な和歌にも月が出てきます。

「此の世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたる事も 無しと思へば」

そして、源氏物語そのものにも、

月の描写が印象的に描かれています。

平安時代から続く月の重要性や役割についてまとめてみました。

 

1.文学や芸術の象徴である月

平安時代は日本の文学や芸術が花開いた時代。

「枕草子」や「源氏物語」などの優れた文学作品が生まれました。

これらの作品には、月が頻繁に登場し、

愛の象徴や美の象徴として用いられました。

特に源氏物語では、

月が登場人物の内面や感情を表現するための象徴として

重要な役割を果たしています。

 

月の満ち欠けカレンダー「ミチル Kira」

 

2.詩や和歌に出てくる月

平安時代には、貴族や文人たちによって

和歌や漢詩が盛んに詠まれました。

月は和歌や漢詩の中で頻繁に題材とされ、

季節感や情感の表現に用いられました。

特に「月見」と呼ばれる行事で月を愛でることは、

詩や和歌のテーマとなりました。

 

3.宗教的な意味での月

平安時代においても、月は宗教的な意味合いを持ち、

神話や仏教の教えにも登場します。

月は神秘的で清浄な存在として捉えられ、

禅宗や密教の修行者たちが、

月の下での修行や瞑想を行うことがありました。

 

4.源氏物語に出てくる月

源氏物語には頻繁に月が出てきます。

物語の冒頭では、桐壺更衣と桐壺帝が月の夜に偶然出会い、

お互い一目惚れするという場面があります。

月の明かりが恋心や感情の高ぶりを表現するための

重要な要素となっていることが分かります。

 

また、源氏物語に出てくる月と言えば、朧月夜。

源氏と恋をする女性の一人で、

源氏物語の中でもとても印象的なエピソードに登場します。

朧月夜という呼び名は、

光源氏と出会った夜に朧月夜が口ずさんだ

「照りもせず 曇りもはてぬ 春の夜の 朧月夜にしくものぞなき」

から名付けられたそうです。

曇っているのでも、

照っているのでもない、

春の夜の朧月夜ほど美しいものはない、という意味。

人々が月を見て感じる細やかな感情を、

美しく表現した言葉ですね。

 

 

5.月の満ち欠けを日々の暮らしに

…平安時代から愛され、人々の生活の一部となっている月。

そんな月を身近に感じたい、月の満ち欠けをふと気にしている、

という人は現代にもたくさんいます。

自然なもの、昔から大切にされてきたものを見直し、

その素敵なところを取り入れる暮らしは、

日本人が得意とするところかもしれません。

月を暮らしに取り入れる方法の一つとして、

月の満ち欠けカレンダーをお部屋に飾ってみてはいかがでしょうか?

 

6.ムーンカレンダー「ミチル」シリーズ

月の満ち欠けをモチーフにしたムーンカレンダー「ミチル」は、

2種類の壁掛けと、1種類の卓上版があります。

月を生活に取り入れたい、

インテリアにも馴染むデザイン性の高いカレンダーを飾りたい、

という人に人気のカレンダーです。

 

月の満ち欠けカレンダー「ミチル」

月毎に休日の色が変化する「ミチル」は、

定番として最も人気のある壁掛けカレンダーです。

丸い月にエンボス加工が施され、

ぽこっと浮かび上がっているところが特徴です。

色の移ろいとともに季節感も感じさせてくれ、

リンビング、子供部屋、書斎とあらゆるシーンにマッチします。

 

月の満ち欠けカレンダー「ミチル Kira」

全ての月がゴールドになった「ミチルkira」は、

高級感のあるプレミアムな壁掛けカレンダーです。

シンプルなデザインのため使う人やシーンを選ばず、

プレゼントにもおすすめです。

光の加減によってゴールドの色味が変わるので、

不思議と飽きないカレンダーです。

 

月の満ち欠けカレンダーミチルmini

卓上タイプの「ミチルmini」は、

卓上にありがちなリングや金具を使わない、

紙だけで作られた構造も魅力の一つです。

ミチルと同様に優しく温かな印象と、

シンプルで削ぎ落とされたデザインが両立しています。